お友だちや博多に来てくれたお客様と、おしゃべりを繰り広げます。
華世姐に明かす、このサイトのこと、そして中洲への思い。
福岡の人気長寿番組『ドォーモ』で行なわれた知名度調査で、天神においては94%の人が知っているという地元の人気タレントと言えば“華世姐”こと山本華世さん。初めて笑顔を交わした時から、気が合いそう!と感じました。現在毎週ラジオ番組の収録でお会いしています。今回、藤堂和子オフィシャルサイトの対談『博多の夜に話しましょ』の初回を飾ってくれることになりました。今夜はトークのプロが私をリードしてくれます。
※この対談はサイトOPEN前に行なわれました。
新しいものを感じ取るアンテナ
藤堂:あらためまして、今回はよろしくお願い致します。お忙しいところありがとうございます。
山本華世さん(以下、華世さん):こちらこそ記念すべき初回にお呼びいただきまして、光栄です。長年ずっと「中洲通信」※を発行してこられた藤堂ママが、今度はWEBサイトでどんなことをされていくのか楽しみです。
藤堂:「中洲通信」を作っているときは、一カ月のうち原稿や締切など緊張感があって大変だったけど、多くの情報を発信してこられたの。それをもう一度WEBサイト上でやろうかなって。一つずつ新しい情報、いい物の情報を提供していけたらと思っているんです。
華世さん:藤堂ママらしい!おもしろそう。藤堂ママのもとには、いつも新しい情報が集まってきますよね。ママは「iPhone」を持つのも早かったですものね。
藤堂:出たと同時に当時ボストンから買ったのよ。新しいものを見ると、「それなぁに?」「iPhoneたい」と会話になって話が弾むのよ。いいもの、いいことは全部キャッチしたいと思っているし、またそれを少しでも多くの方に知ってもらえると嬉しいから。お店の子もそうよ。やっぱりお客さんと会話が弾むから、好奇心は大切にしないとね。
華世さん:新しい情報へのアンテナが高くて敏感ですよね。だからみんな藤堂ママのお店に来るのが楽しいんですよ。
藤堂:おもしろい人も物もこのサイトでどんどん紹介していくけんね。華世ちゃんも協力してね。
華世さん:はい、喜んで!
人の繋がりを大切にされているところも尊敬しています。ママの周りには素敵な方々が多いから、次のゲストもどんな方になるのかとても楽しみです。
あの中洲・博多をもう一度
華世さん:サイトの中には全国のママとそのお店を紹介するコーナーもあるとか。
藤堂:そう、「ニッポンのママ友」というコーナーね。現代の「参勤交代」みたいなことをしたいのよ。九州、四国、中国…とたくさんの繋がりの中で、全国のお店とそのママを紹介することで、福岡の方が出張や単身赴任でその地方を訪れた際に、活用していただけるようなものに育てたいと考えています。
華世さん:なるほど、全国に素敵な繋がりを持つママだからこそできることですね。そしてやはり“博多の中洲”を盛り上げたいという思いも強いですよね。
藤堂:そうね。ずーっと中洲にいて、こよなく中洲が好きなの。私が初めて中洲を訪れた17歳の頃に感じた華麗さが忘れられない。服装、雰囲気と女性たちが美しくて、男性も紳士。雰囲気が本当によかった。もう一度、あの活気ある、美しい中洲に戻らないかと思っています。
自分が中洲の仕事を45年やってきて、辞めるときの最後の大仕事は、中洲の川沿いを桜並木にして満開にすること。少しずつその計画が進んでいるから楽しみ。
華世さん:春の中洲に満開の桜が咲くんですねー。かっこいい!楽しみです。
藤堂:桜が咲くころには、中洲を歩行者天国にして、畳を敷きつめて、野点をして、芸者さんが舞って…、そんな中洲にしたいですね。「中洲をどう変えよう」とか大それたことではないけど、よくしていきたいって心から思うから。そんな思いもこのサイトで発信していけたらと思ってるんよ。
華世さん:ママのサイトで情報を見た全国の人たちが、中洲を訪れてもらえるといいですよね。私もママと同じ福岡にいる女性同士、一緒に博多を盛り上げていきたいです。
藤堂:よろしくね。今日はありがとうございました。
藤堂:ねぇ華世ちゃん、一緒に盛り上がることしない?
華世さん:女性たちを普段は行けないママの会員制クラブ「ロイヤルボックス」に遊びに連れていきたいな。“もてなす”が計算しつくされた豪華絢爛なお店を体験してほしいし、世の男性が夢中になる空間って女性は見てみたいでしょう。そこでママの講座もしてほしいです。女性塾※を聞いてくれている人たちに呼びかけたいですね。“もてなし・もてなされ体験”やりましょう!
※中洲通信
1980年1月中洲の一軒のカウンターバーから刊行された小冊子「リンドバーグ」が、翌年には博多・中洲の情報を盛り込んだ情報誌「中洲通信」に。そして、91年9月号から「LB中洲通信」と改め生まれ変わった。映画、音楽、スポーツ、演芸、ステージといった王道的なエンタテインメントからサーカス、チンドン屋、見世物といったストリートカルチャーまで幅広く、奥深い日本のカルチャー全般に目を配り、中洲から“盛り場”の生きた情報を発信し続けてきた。
2011年、30周年を節目に季刊誌となる。
http://www.nakasu-tsushin.jp/
※女性塾
KBC九州朝日放送ラジオ番組『藤堂和子の女性塾』(毎週水曜16:15~)
藤堂和子が塾長、山本華世さんが塾生として様々な課題を一緒に紐解く。
http://www.kbc.co.jp/r-radio/jyoseijyuku/